映画史を艶やかに彩ってきた監督と女優の宿命的な出会いーー数ある名作、代表作から選んだ4作品。

全作品35mmフィルム上映です。

【上映作品】

■「稲妻」

高峰秀子主演で映画化した名作。複雑な家庭環境の下に育った末娘が家を出て自立する中で成長していく姿を描く。

監督：成瀬巳喜男

出演：高峰秀子、三浦光子、香川京子 ほか

（1952年　白黒　87分）

■「にごりえ」

文学座、新世紀映画社の共同製作で、明治の女流作家・樋口一葉の３つの短編小説「十三夜」「大つごもり」「にごりえ」を映画化。

監督：今井正

出演：田村秋子、久我美子、淡島千景 ほか

（1953年　白黒　130分）

■「伊豆の踊子」

吉永小百合が純情なヒロインを演じ、孤独な高校生役の主人公には人気絶頂期の高橋英樹が扮する、川端康成が原作の絶品の文芸ドラマ。

監督：西河克己

出演：吉永小百合、高橋秀樹、南田洋子 ほか

（1963年 カラー　87分）

■「華岡青洲の妻」

有吉佐和子の大ベストセラー「華岡青洲の妻」を映画化。最高のキャスティングで、増村保造監督のメガホンのもとに“女の生き方“を描く。

監督：増村保造

出演：若尾文子、高峰秀子、市川雷蔵 ほか

（1967年　白黒　99分）

【上映時間】

■「稲妻」・・・　10/4（金）10:00、10/6（日）13:30

■「にごりえ」・・・　10/4（金）13:30、10/6（日）10:00

■「伊豆の踊子」・・・　10/5（土）10:00、10/7（月）13:30

■「華岡青洲の妻」・・・　10/5（土）13:30、10/7（月）10時

【チケット販売】2019年8月17日（土）午前9時～

【主催】（公財）可児市文化芸術振興財団／文化庁／国立映画アーカイブ

【特別協賛】木下グループ

【協力】株式会社オーエムシー、アーラ映画祭実行委員会

※開場は各回30分前。

※未就学児の入場はご遠慮ください。